Shopify(ショッピファイ)はどんな人におすすめ?
こんな疑問をシンプルにわかりやすく解決します。
Shopify(ショッピファイ)の基本情報
カナダ初のShopify(ショッピファイ)は全世界175カ国で170万店舗以上出店されている、世界最大手のネットショップ作成サービスです。
2018年に日本でもサービスが開始されました。
サービス名 | Shopify(ショッピファイ) |
URL | https://www.shopify.jp/ |
運営会社 | Shopify Japan 株式会社 |
サービス開始日 | 日本:2018年2月 |
出店数 | 全世界175カ国
170万店舗以上 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | ベーシック:29$
スタンダード:79$ プレミアム:299$ |
決済手数料 | ベーシック:3.4%~
スタンダード:3.3%~ プレミアム:3.25%~ |
SSL化 | 無料 |
独自ドメイン | 利用可 |
Shopify(ショッピファイ)のプランは3種類
Shopify(ショッピファイ)のプランはベーシック・スタンダード・プレミアムの3種類あります。
一番の違いは決済手数料ですが、ネットショップを開業する時点ではベーシックプランで問題ないです。
SHOPIFY ペイメント>参考
|
ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
日本のオンラインクレジットカード手数料
|
3.4% + 0円 | 3.3% + 0円 | 3.25% + 0円 |
海外/AMEXのオンラインクレジットカード手数料
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3.9% + 0円 | 3.85% + 0円 | 3.8% + 0円 |
JCBのオンラインクレジットカード手数料
|
4.15% + 0円 | 4.1% + 0円 | 4.05% + 0円 |
Shopify ペイメントを有効にせず
他の決済サービスを使用する場合の追加料金
|
2.0% | 1.0% | 0.5% |
かかる費用を比較
他社サービスも含めて、かかる費用を比較します。
Shopifyの月額費用は29ドルとカラーミーショップと同じくらいなのに、決済手数料が断然お安いです。
月額費用の割に決済手数料が割安でコスパが良いと言えるでしょう。
BASE | STORES | カラーミー | Shopify |
MakeShop |
|
初期費用 | 0円 | 0円 | 3300円 | 0円 | 11000円 |
月額費用 | 0円 | 0円 | 3300円 | 29ドル | 11000円 |
決済手数料 | 6.6%+40円 | 5% | 法人:4%
個人:5.5%
|
3.4% | 3.19% |
基本的に、無料ネットショップ作成サービスでは月額費用がかからない代わりに決済手数料が高く、有料ネットショップ作成サービスでは、月額費用がかかる分決済手数料が安く抑えられています。
自分のネットショップの売り上げによってどちらがお得か変わってきますので、気になる方はこちらの記事で確認してください。
機能を比較
機能を比較していきましょう。
機能面ではBASEやMakeShopの方が揃っているようです。
ただし、普通に販売する分には困らない機能群です。
機能名 | Shopify | BASE | STORES | カラーミーショップ | MakeShop |
定期販売 | ○ | ○ | ○ | ☓ | ○ |
ダウンロード販売 | ○ | ○ | ○ | ○ | ☓ |
予約販売 | ○ | ○ | ○ | ☓ | ○ |
まとめ割引 | ☓ | ☓ | ○ | ☓ | ○ |
複数配送先指定 | △
*有料 |
☓ | ☓ | ○ | ○ |
販売期間設定 | ☓ | ○ | ○ | ○ | ○ |
購入個数制限 | ☓ | ○ | ○ | ○ | ○ |
シークレット販売 | ☓ | ○ | ○ | ○ | △
*有料 |
名入れ機能 | ☓ | ○ | ☓ | ○ | ○ |
テイクアウト販売 | △
*有料 |
○ | ☓ | ☓ | △
*有料 |
電子チケット | ☓ | ☓ | ○ | ☓ | ☓ |
抽選販売 | ☓ | ○ | ☓ | ☓ | ☓ |
クーポン発行 | ◯ | ○ | ○ | △
*レギュラープラン 以上 |
○ |
商品レビュー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
おすすめポイント
全世界に向けて販売ができる
Shopify一番のおすすめポイントは全世界に向けて商品を販売できる点です。
・自動課税(販売国に合わせて税率を自動計算)
・世界標準の決済方法(100種類以上の決済方法)
さすが世界1位のネットショップ作成サービスだけあって、どこの国でも販売できるように機能が揃っています。
費用のコスパが良い
かかる費用を比較でも紹介したとおり、月額費用の割に決済手数料が安くコスパが良いです。
特に売上が月10万円を超えてきたあたりからShopifyがコスパ最強になってきます。
別販売チャネルへ連携できる
別販売チャネルへの連携も強化していて、現段階ではfacebook・Instagram・楽天市場へ連携可能です。
Shopifyに出品した商品をそのまま別販売チャネルでも販売することができて、商品登録の手間、在庫連携の手間が省けます。
デメリット
英語表記が多い
まだまだ英語表記が多く日本語での情報が少ない点がデメリットと言えるでしょう。
アプリを追加でダウンロードしようにも、英語の説明文を理解しなければならずハードルが高いです。
機能追加にアプリ追加が必要
Shopifyでは欲しい機能はアプリで追加をしていく仕組みになっています。
そのアプリに月額料金がかかったりするので、トータルで見ると割高になってしまった!ということも起こります。
アプリの情報も英語なので、必要な機能を見つけるのも大変です。
ギフトメインのショップには向いていない
Shopifyはギフトメインのショップには向いていません。
日本特有の機能に関しては弱い部分があり、日本ならではの文化が根付くギフト関連の機能が揃っていないからです。
例えば、のしや複数配送の機能をつけるためにアプリをダウンロードしなければならず、追加で料金がかかります。
ギフトメインのショップは日本のネットショップ作成サービスを選んだ方が無難です。
Shopify(ショッピファイ)はこんな人におすすめ
・ある程度の売上が見込めて、かつ決済手数料を抑えたい
・楽天市場で同時販売したい
まず、越境ECに取り組みたい方はShopify一択です。
海外への販売予定がなくても、手数料のコスパの良さや、楽天市場への連携という魅力もあリます。
何もかも代行に依頼するのもOK
Shopifyを使いたいんだけど、英語もわからないし難しい!
こんなあなたには、Shopifyを使ったネットショップの構築から運用まで一挙に引き受けてくれるサービスがあります。
ランサーズでは費用20万円から引き受けてくれるようです。
まとめ
・ギフトメインのショップは日本のネットショップが無難
・これからの日本向け機能の追加に期待
日本に上陸してからまだ3年ほどのShopifyですが、海外では抜群の知名度です。
海外で商品を販売するための機能は一通り揃っており、越境ECを考えている方はShopifyが良いでしょう。
まだまだ英語表記が多くハードルが高い部分もありますが、世界のShopifyなので日本向けの機能が揃ってくるのも時間の問題でしょう。
楽しみですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
素敵なネットショップライフを!