・メルカリで売上が上がってきた!未成年だけど、手数料も考えて自分のネットショップをもちたいなぁ...
というお悩みをシンプルにわかりやすく解決します。
未成年はネットショップをつくれるか
結論、未成年でもネットショップはつくれます。
正確には、未成年でも作成可能なネットショップサービスを選ぶ必要がありますが、未成年OKのネットショップを探すことは難しいことではありません。
ただし、いくつか超えなければいけないハードルがありますので、解説していきますね!
開業届は必要?
開業届は提出しなければならないのか?
結論、最初は提出しなくて大丈夫です。
売上が大きくなってきて、青色申告(確定申告の一種)をする場合は必要になります。
開業届とは...
個人事業を開業したことを税務署に届け出ることです。開業届は、開業してから1ヶ月以内に管轄の税務署宛に提出することが推奨されています。
届出書を提出しなくても罰則などはありませんが、青色申告で確定申告をする場合は開業届が必要になります。
売上によっては、開業届を提出し確定申告を行った方が得ということもあります。
まずは、自分の事業がどのくらいの利益が出ているのか把握していきましょう。
freeeという会計ソフトを使うと簡単に事業利益を計算することができます。無料で使えるのでぜひ試してみてください。
ネットショップを始める際の注意点
未成年の方がネットショップを始める場合、気をつけておかなければならない点があります。
1つずつ解説していきますね。
決済の申込みに親の同意書が必要
ネットショップではネットショップの申込みと決済利用の申込みという2種類の申込みを行わなえければなりません。
決済手段の申込みをおこなわないと、決済機能が使えないので、実質ネットショップは使えません。
ネットショップの申込みには年齢は問われませんが、決済利用の申込みの場合、未成年は親の同意書を提出しなければなりません。
事前に親御さんに話をとおしておきましょう!
「特定商取引法に基づく表記」に氏名・住所・電話番号の記載が必要
ネットショップを始める場合、「特定商取引法に基づく表記」という義務が発生します。そこに氏名・住所・電話番号の記載が必須となります。
あなたが実家にお住まいの場合、その住所や電話番号を利用しても良いのか、親御さんに確認が必要になります。
- BASE:事業者の所在地と連絡先を、非公開にできるようになりました
-
STORES: ストアの所在地・連絡先を非公開にすることはできますか
ちなみに、こんな感じで所在地と連絡先が表示されます※BASEの場合
バーチャルオフィスというサービスを利用すると、個人情報をネット上に記載せずに済むようになります。
(ただし月額料金がかかります...)
詳しくは、別記事でご確認ください。
おすすめネットショップ
未成年の方でしたら、最初から費用をかけすぎないことが重要かと思います!
なるべく初期費用をおさえて、まずはネットショップを始めて販売してみることをおすすめします。
それをふまえると、初期費用・月額費用ともに0円のBASEかSTORESが良さそうですね!
次章で詳しく見ていきましょう。
比較表
未成年登録 | 決済手段申込み | 初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | |
BASE | ○ | *18歳以下は不可 *18〜19歳は親の同意書が必要 |
0円 | 0円 | 6.6%+40円 |
STORES | ○ | 親の同意書が必要 | 0円 | 0円 | 5% |
ここで重要な事実が!18歳以下の方はSTORESにしましょう!
BASEでは18歳以下の決済手段申込みが許可されていません。
この記事を読んでいる方は18歳未満の方が多いと思いますので、迷わずSTORESに申し込んでみてください。
18歳以上の方はどちらも利用可能ですが、以下を参考に選んでみてください。
・BASEは各決済ごとに40円かかるので、単価が低い商品をたくさん売る場合は不利
・独自ドメインを使いたい場合BASE(STORESは無料プランで独自ドメインを利用できない)
まとめ
・18歳以下の方はSTORESを利用しよう!
・未成年のネットショップ開業は初期費用をかけない
いかがでしたでしょうか?
未成年がネットショップを開業する場合、親御さんへの許可がどうしても必要になります。
とはいえ、未成年のうちからネットショップに挑戦することは、成功しても失敗してもいい経験になります。
親御さんへうまく許可をとって自分のネットショップを始めてみましょう。