副業をしようと検討しているものの、会社にバレないように実行するためにどのようにしたらよいか、わからない方もいるかもしれません。近年は、むしろ副業を推奨する企業が増えているものの、副業を許可していない会社も依然として多いです。副業が会社にバレてしまったらどうしようと不安を抱えていては実力が発揮できないですよね。
副業をした場合でも、会社にバレないために必要な方法を紹介します。また、会社員が行ないやすい副業の種類も併せて紹介します。
副業が会社にバレたらどうなる?実際の体験談を紹介!
副業をしていることが会社にバレないようにと思って気を付けるものの、何かのきっかけでばれてしまうことも考えられます。副業が会社にバレた方が実際にどうなったのか、経験談を以下に紹介します。副業を許可していない会社に勤務する方はぜひ参考にしてください。
会社の人の信用を失った
会社で禁止とされている副業を行ったということで、会社の同僚や上司などから信用を失ってしまったという経験談が多くみられます。
会社員は、会社の仕事に従事して一生懸命働くことが任務だと考えていた上司にとって、部下の副業への取り組みは許しがたい行為だったのかもしれません。副業が発覚した以降は仕事を回してもらえなくなり、肩身が狭くなって退職を余儀なくされたという方もいます。
始末書を書かされた
副業をしていることが会社にバレたときに、始末書を書くように指示されたという経験談も多いです。始末書は、本人の過失に対する内容と反省の文章を盛り込んだ書類で、今後の本人の意識向上に効果があると考えられています。
しかし、何度も書き直しをさせられるなど嫌がらせを目的とした対応を経験した方も多いです。
副業が会社にバレないために最低限注意するべき鉄則3つ
会社で副業が禁止されているのはわかっていても、生活を維持するためにどうしても副業をしないといけなくなる状況もあり得ます。そんな時、副業が会社にバレないようにするためにはどうすればいいのか、そのポイントを紹介します。
住民税の金額で会社にバレることが多い
副業していることが会社にバレる最も多い要因が、住民税の金額によるものです。住民税は、前年度の給料の金額に応じて課される税金で、多くの会社では給与から天引きによって会社が代理で一括納付を行います。
住民税の金額は、従業員が居住する市区町村から通知書が送付されてきます。給与担当者はこの通知書に基づいて給料天引きを行います。会社の給料に基づいた住民税額よりも高い場合は、その従業員は副業をしていることが明らかになってしまいます。
確定申告時に普通徴収を選択する
副業により獲得した収入は、一定金額を超えると確定申告をする必要があります。確定申告の際に、発生する住民税の納付方法を選択する欄があります。
会社に副業のことがばれたくない場合は、ここで普通徴収を選択しましょう。普通徴収を選択すると、副業により発生した住民税は会社での給料天引きではなく別途納付書が自宅に届けられて自分で納付する形式になります。
本業以外の稼ぎで年間20万円以上の利益を得た場合は確定申告をする必要があります。確定申告をしないと脱税という犯罪になってしまうので、自分が稼いだ分をしっかりと把握しておきましょう。
まずは、自分の事業がどのくらいの利益が出ているのか把握する必要があります。
freeeという会計ソフトを使うと簡単に事業利益を計算することができます。無料で使えるのでぜひ試してみてください。
会社の同僚などにバレないように注意する
副業が会社にバレるケースとしては、同僚から上司の耳に入るパターンが多いです。休憩時間中の会話でばらしてしまったり、業務時間中に副業をしているところを同僚に見られてしまったりしてバレるケースが多いです。
気心の知れた同僚といえども、副業については絶対に話さないことを心がけるとともに、会社では副業の業務をしないことを徹底することが望ましいです。
副業が会社にバレないようしたい…オススメの業種や手段とは
一言で副業といっても、様々なタイプの仕事があります。副業をしていることが会社にバレない、あるいはバレづらい仕事とはどんなものがあるでしょうか。これから副業をしようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
副業と見なされにくい「投資・資産運用」
投資・資産運用は、多くの会社員が行っているもので、副業と位置づけしないケースもあるかもしれません。副業を禁じている会社でも、投資なら許しているというケースも多いでしょう。
投資・資産運用といえば、株式投資や外貨運用・投資信託などが代表例です。実作業をほとんど伴わず、市場の動きにより投資成果が得られるため、本業のある会社員にとってやりやすい方法といえるでしょう。
しかし、本業に従事している時間帯に運用商品を購入するといった行動は禁止されていることが多いため、仕事の時間外に取引をするようにしましょう。
簡単に始められる「Webライター」
Webライターとは、インターネット上に掲載する文章を執筆する仕事で、ほとんどがインターネット経由で仕事を受注し、文章の投稿を行います。パソコンとネット環境があればすぐに始められる副業であるため、初めて副業を行う方にとっても取り組みやすいといえるでしょう。
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特技が仕事になる「スキルシェアサービス」
スキルシェアサービスとは、自身が得意とする技術を生かして各所からの依頼に対応するサービスのことです。近年は、スキルシェアを仲介するネットサービスも充実しています。仕事を探すスキル提供側と、作業を依頼したいクライアントをつなげる役割を果たしています。
デザイナーが店舗のイメージキャラクターを創作したり、エンジニアが副業でWebサイトの作成を請け負ったりするケースが考えられます。
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在庫リスク0の無在庫販売
無在庫販売とは、在庫を持たずに商品を販売する販売方法のことで、お客さんから商品の注文を受けてから仕入れを行います。
例え売れなかったとしても発注は売れてから行うため、在庫リスクはありません。
やってみる価値は十分にあります。
まとめ
副業をしていることが会社にバレないようにしたい場合には、まず確定申告の際の普通徴収選択をもれなく行いましょう。また、副業をしていることを会社の中で話さないように徹底するのが大切です。
これから副業をしようと検討している方は、副業していることが会社にバレづらいタイプのものを選択することが重要です。特に近年はインターネットを使った便利な仕事が増えているため、以前よりもバレないように実行しやすくなっています。
ぜひ自分に合った副業を選択して、会社にバレないように配慮しながら収入を獲得してください。